【本日のレーマ】
ヨハネの黙示録3章3節より
目を覚まさないなら、わたしは盗人のように来る。わたしがいつあなたのところに来るか、あなたには決して分からない。
【追記】
サルディスの教会へのメッセージです。
黒崎註解によれば、サルディスは、物流の交差点に位置し、毛織物や染色業の中心でした。市民は昔より奢侈と淫佚とをもって有名で、そのことが教会に影響があっただろうとのことです。
黙示録は、そのサルディス信徒の信仰姿勢を《生きているとは名ばかりで、実は死んでいる》と表現します。(黙示録3章1節より)
看板だけの教会であって、信徒たちの多くは、信仰の火が灯っていないということでしょう。
そこで、《目を覚まし、死にかけている残りの者たちを力づけなさい》と励ますことになります。(黙示録3章2節より)
さもないと、冒頭の聖句のようになります。
目を覚まさないなら、わたしは盗人のように来る。わたしがいつあなたのところに来るか、あなたには決して分からない。(黙示録3章3節より)
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欧米の新聞社には、キリスト再臨の時を伝えるための特別大きな字体として、再臨活字があるそうです。
また、インターネットには、膨大な情報が溢れています。
それでも、黙示録3章によれば、キリスト再臨の情報が、いますぐ通り過ぎても、目を覚ましていないと気づかないということです。それは注意喚起だと感じます。