【本日のリマ】
ゼパニヤ書3章12節
わたしはあなたのただ中に、へりくだった、貧しい民を残す。彼らは主の名に身を避ける。
【追記】
ゼパニヤ書3章は、エルサレムに対する神の裁きと、その裁きを生き残る民へのメッセージです。
神様は、《わたしが証人として立つ日を待て》と言われます。(ゼパニヤ書3章8節より)
神様が証人に立つのですから、エルサレムに言い逃れるすべはありません。
そして、裁きは、《エルサレムの全地を焼き尽くす》と言われます。(ゼパニヤ書3章8節より)
そうなれば、神様から奪った財は、エルサレムと共に焼き払われます。
もともと盗んだ財ですから、盗人たちに文句は言えません。
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このようにして、神様を証人とする公正な裁きがエルサレムに下ります。
その裁きによって、エルサレムには隠し事がなくなります。
すべての行いが、おもてに出るため、一片の恥も残りません。(ゼパニヤ書3章11節より)
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このとき、神様は、取り除く民と、残す民とを選別することになります。
取り除かれるのは、おごり高ぶった民です。彼らが、神様の聖なる山で高ぶることは二度とありません。(ゼパニヤ書3章11節より)
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一方、へりくだった、貧しい民は残されます。
彼らは、主の名のもとに身を避けていたからです。(ゼパニヤ書3章12節より)
彼らは、不正を行わず、偽りを言わなかった者たちです。
彼らは草を食べて伏すことになりますが、誰にも脅かされません。(ゼパニヤ書3章13節より)
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あらためて、箴言16章19節には、こうあります。
へりくだって、貧しい者とともにいるのは、高ぶる者とともに分捕り物を分け合うのにまさる。