【本日のリマ】
エレミヤ書29章10節
まことに、主はこう言われる。『バビロンに七十年が満ちるころ、わたしはあなたがたを顧み、あなたがたにいつくしみの約束を果たして、あなたがたをこの場所に帰らせる。
【追記】
エレミヤは、主の言葉にしたがって、バビロンに捕囚された民に向けて手紙を送ります。
その手紙には、捕囚の期間が70年(数世代)にわたることが告げられます。
そのため、捕囚の民は、捕囚の地に生活の基盤をつくる必要があります。
具体的には、バビロンに家を建てて住むこと。果樹園をつくってその実を食べること。
そして、妻を迎えて子女を産み、その子女にも妻を迎えて子女を産むこと。
主の手紙には、【そこで増えよ。減ってはならない】とあります。(エレミア29:6参照)
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そして、捕囚先の町が平安であることを、主に祈れと指示されます。
その町の平安によって、捕囚の民が平安を得るためにと。
主の手紙は、70年後に帰還できることを告げながら、今の世代が幸福になる具体的な対処と、次の世代にある帰還の希望を告げるものでした。