【本日のリマ】
マルコの福音書12:5
また別のしもべを遣わしたが、これを殺してしまった。さらに、多くのしもべを遣わしたが、打ちたたいたり、殺したりした。
【追記】
マルコ12章では、イエス様が、祭司長たち・律法学者たち・長老たちに話しています。
主人にぶどう園をまかさせた農夫たちが、主人が遣わしたしもべたちを殺すというたとえ話です。
直前には、ヘロデによって洗礼ヨハネが殺されるという事件が起きています。
彼らにとっては、そのことがまず頭に浮かんだでしょう。
さらにイエス様は、農夫たちが主人の愛する息子まで殺すことを話します。
そこで、主人は、農夫たちを処分してぶどう園をほかの人たちに与えると。
彼らに対し、自分がイエス様にしようとしていることの顛末が警告されたことになります。
・・・
彼らは、自分の見聞きした噂の範囲で、イエス様をジャッジしようとしています。
それでは、イエス様のキリストとしての神性を知ることはできません。
イエス様の神性を知るには、人の噂ではなく、その方が語られた内容に触れる必要があります。