聖なる民の力を打ち砕くことが終わるとき

【日々のレーマ】2022年10月13日(木)

ダニエル書 12:7
すると私は、川の水の上にいる、あの亜麻布の衣を着た人が語るのを聞いた。彼はその右手と左手を天に向けて上げ、永遠に生きる方にかけて誓った。「それは、一時と二時と半時である。聖なる民の力を打ち砕くことが終わるとき、これらすべてのことが成就する。」

【追記】
艱難の期間を預言するダニエル書の最終章です。
その期間は、一時と二時と半時・・これらを合計して3年半の時と解釈することが一般的です。

ダニエル書によれば、ちりの大地の中に眠っている者のうち、多くの者がこの艱難で目を覚まします。
永遠のいのちに目を覚ます者と、
恥辱と永遠の嫌悪に目を覚ます者になります。

永遠のいのちにある前者は、キリストを求める思慮深く賢い者であって、救われる者です。
では、後者はどうでしょう。

恥辱と永遠の嫌悪に目を覚ます者は、自分の本当の有り様を知って打ち砕かれる者です。
そして、キリストを必要として神様を知る者になります。
キリストを求める思慮深く賢い者であって救われる者です。

仏教者の言葉で言えば《善人なおもて往生を遂ぐ、況(いわ)んや悪人をや》に相当します。

艱難の時は、そうやって【聖なる民の力を打ち砕くことが終わるとき、これらすべてのことが成就する】のです。

このように艱難の期間は、目を覚ます者にとって、自分の本当の有り様を知り、打ち砕かれた魂になってキリストを求める期間です。

ダニエル書には、こうも書いてあります。

12:12 【幸いなことよ、忍んで待ち、千三百三十五日に達する者は、】