【本日のレーマ】2022年8月8日(月)
マルコ 10.39
彼らは、「できます」と言った。イエスは言われた。「なるほどあなたがたは、わたしの飲む杯を飲み、わたしの受けるべきバプテスマを受けはします。
【追記】
イエス様と弟子たちは、エルサレムに行く途中でした。
弟子たちは、イエス様が王として栄光の座に君臨する時がきたと思ったようです。
弟子たちは、イエス様が王になることを、心の中で期待していました。
いよいよ、その時が来た・・・
そうなると、まだ心情の幼い弟子達は、イエス様の近くにいる自分のことをどう思ったでしょうか。
自分も偉くなると考えたのでした。
そこで、素直な弟子のヤコブとヨハネは、イエス様に直接にお願いします。
37 【彼らは言った。「あなたの栄光の座で、ひとりを先生の右に、ひとりを左にすわらせてください。」】
40 【しかし、わたしの右と左にすわることは、わたしが許すことではありません。それに備えられた人々があるのです。」】
ヤコブとヨハネは、イエス様から、自分たちの功名心を否定されました。さらに・・・
41 【十人の者がこのことを聞くと、ヤコブとヨハネのことで腹を立てた。】
他の弟子たちも、実は同じだったのです。彼らも、自分こそ認められるべきだと思っていたのです。
このような思いがぶつかれば、反目や争いの原因になります。
イエス様のときに起こったことは、今のときも起こるということです。
私たちのことだと思いましょう。
イエス様は、そんな弟子たちに、次のように言いました。
43 【あなたがたの間で偉くなりたいと思う者は、みなに仕える者になりなさい。】
『みなに仕える者になりなさい』とは、偉くなくともできることをやりなさいということです。
ゼパニヤ書3:5 【主は、そのただ中にあって正しく、決して不正を行われない。ご自分の公正を、朝ごとにくまなく照らす光とされる。】
朝ごとに昨日の自分から新しい自分になっています。
全知の神様は、今も昔も、全体のために仕えた者のことを知って下さっています。