【本日のリマ】
テモテへの手紙第二3章15節~16節
聖書はあなたに知恵を与えて、キリスト・イエスに対する信仰による救いを受けさせることができます。聖書はすべて神の霊感によるもので、教えと戒めと矯正と義の訓練のために有益です。
【追記】
パウロの時代の《聖書》は、旧約聖書を指します。
ただ、ここでのパウロの言葉は、旧約と新約の別なく聖書全体に当てはまります。
この聖書が書かれたのは何千年も前になります。
日本で言えば、弥生時代の頃です。
その頃から、時代や世界が大きく変わっても、聖書から得る知恵は古くなりません。
もし、聖書の知恵が時代や人と共に古くなっていれば、聖書は何千年も残らなかったでしょう。
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そして、何より驚くことは、聖書の全体が、来るべきキリストについて一貫して書かれていることです。
聖書66巻を別の時代の人が書いたのに、あたかも一人の人が書いたように、キリストについて一貫しているのです。
それは、人間わざではなく、聖書がすべて神の霊感によって書かれたことの証明です。
神の霊感によって書かれた聖書だからこそ、そこから受けるもの(教えと戒めと矯正と義の訓練)は、有益になるのだと、こうべを垂れます。