平安を説く偽り

【本日のリマ】

エゼキエル書13:10
実に彼らは、平安がないのに「平安」と言って、わたしの民を惑わし、壁を築くとすぐ、それに漆喰で上塗りをしてしまう。

【追記】

神様は、エゼキエルを通して、《艱難》の時代に《平安》を説く偽預言者のことを警告しています。

彼らは、主の日の戦いに耐えられるように、破れ口(城攻めによって城壁にできた攻め口のこと、敵味方の主戦場)に自ら上ったり、イスラエルの家の石垣を築いたりする者ではありません。

彼らは、選びの民が艱難に備えないといけないときに、虚しいことを語り、まやかしの幻を説いていました。

すなわち、偽預言者は、エゼキエルたちが選びの民に語った預言(防壁)を、平安の嘘(漆喰)で上塗りしているのです。

それゆえに、神様は、豪雨と雹(ひょう)と風をもって、見かけだけの漆喰を剥がすと。

艱難の時代であればあるほど、偽預言者の甘い言葉に酔ってはならないということですね。