【日々のレーマ】2022年12月18日(日)
マタイの福音書15:13
イエスは答えられた。「わたしの天の父が植えなかった木は、すべて根こそぎにされます。」
【追記】
イエス様は、パリサイ派の批判者に、正論をもって返しました。
律法を完成する立場のイエス様ですから、パリサイ派であっても、律法の解釈においてはイエス様の話には納得するしかありません。
そのことで、批判者は悔しかったのでしょう。よほど腹を立てます。
批判者は、律法の個人解釈のプライドを神の義と取り違えています。そのための怒りです。
イエス様は、そんなパリサイ派を「天の父が植えなかった木」に例えて、「根こそぎにされる」と弟子たちに告げます。弟子たちに対して、個人解釈とプライドの危うさを同時に戒めたのです。
パリサイ派がイエス様が言われる「天の父が植えなかった木」であるなら、イエス様は何でしょう。
イエス様は、創世記から黙示録までにたびたび登場する「命の木」の実体です。
神様の右の座から来られるキリストは、人々が待ち望む「天の父が植えた木」です。