混沌は続くのか

【日々のレーマ】2022年9月18日(日)

士師記 9:38
アビメレクとは何者か

【追記】
士師ギデオンの死後、イスラエルの子らは偶像バアルの信仰に戻ってしまいました。

その上、ギデオンの子アビメレクは、偶像バアルの神殿の銀で粗暴なならず者たちをやとって、70人の兄弟を殺します。

こうなると、シュケムの地は、民にも支配者にも信仰はなく、預言者と呼べるほどの人も立ちません。

神様は、わざわいの霊をアビメレクとシュケムの住民に送ります。

士師記9章は、このような混沌の状態です。

アビメレクを倒そうとする者が現れても、私利私欲の動機であってアビメレクを倒すに至りません。

その当時の善なる人々は、今の混沌が永遠に続くかのように思ったでしょう。

しかし、混沌の最後は、いきなり訪れます。

9:53【そのとき、一人の女がアビメレクの頭にひき臼の上石を投げつけて、彼の頭蓋骨を砕いた。】

神なき混沌が長く続くことはないということでしょう。