患難の中で試される愛

【日々のレーマ】2022年9月12日(月)

エゼキエル書  33:32
彼らはあなたのことばを聞くが、それを実行しようとはしない。

【追記】
エゼキエルは、故郷のエルサレムが占領され、陥落したことを聞きます。

バビロンに捕囚されていた人々は、『さあ、どんなことばが主から出るか聞きに行こう』と語り合って、エゼキエルの元に集まってきました。

集まった彼らは、患難の中にあるエルサレムの故郷の人々のことを心配したのでしょうか。
いいえ、そのために集まったのではありません。

捕囚の地バビロンにおいて、自分たちの立場や損得がこれからどうなるか、
そのことが聞きたかったのです。

エゼキエルは、主のことばとしてエルサレムについて、悔い改めを深刻に伝えますが。
捕囚の民たちは耳を貸しません。
彼らは、深刻な悔い改めのことばを、恋の歌のように浮ついて聞くばかりでした。

そして、次のあきらめのことばで、エゼキエル書33章が締めくくられます。

33:33【しかし、あのことは起こり、もう来ている。彼らは、自分たちの間に一人の預言者がいたことを知る。】

患難の中で、隣人愛が試されています。
患難の中にあって自分がつらいときこそ、同じようにつらい相手の気持ちを気遣いあいましょう。
お互いが支え合ってこそです。
意識をもって優しい言葉を交わしましょう。

イエス様が言われる隣人愛の実行です。