わたしが証人に立つ日を待て

【本日のレーマ】2022年7月29日(金)
 
セパニヤ書  3.1
ああ。反逆と汚れに満ちた暴力の町。
 
 
【追記】
セパニヤ書第3章の全体を見ていきます。
 
暴力の町には、二つの不正がありました。
 
一つ目の不正は『反逆』でした。3節にこうあります。
 
3.3 【その首長たちは、町の中にあってほえたける雄獅子。そのさばきつかさたちは、日暮れの狼だ。朝まで骨をかじってはいない。】
 
首長は行政の長であり、さばきつかさは司法の長です。かれらによる反逆が満ちていました。
 
二つ目の不正は『汚れ』です。4節にこうあります。
 
3.4 【その預言者たちは、ずうずうしく、裏切る者。その祭司たちは、聖なる物を汚し、律法を犯す。】
 
これらによって、暴力の町になっていました。しかし、その町にあって5節には希望が示されます。
 
3.5 【主は、その町の中にあって正しく、不正を行わない。朝ごとに、ご自分の公義を残らず明るみに示す。】
 
神様は、暴力の町にあって正しくあります。朝ごとに、公義を明るみに示してくださいます。
 
暴力の町にあって、相手がそうだからと対抗する者もでるでしょう。しかし、対抗する者も反逆と汚れに染まります。それが神ならぬ者の狙いと知りましょう。
 
対抗して反逆と汚れに染まってはいけません。神様がそうであるように、その町の中にあって正しくありましょう。
 
時が満るのを待ちます。なぜなら、8節にこうあるからです。
 
3.8 【それゆえ、わたしを待て。―主の御告げ―わたしが証人として立つ日を待て。】
 
暴力の町は、神様が証人になります。そして、反逆と汚れにある者たちは裁かれます。
 
そして、9節以降は、暴力の町が生まれ変わります。9節以降を抜粋します。
 
3.9 【そのとき、わたしは、国々の民のくちびるを変えてきよくする。彼らはみな主の御名によって祈り、一つになって主に仕える。】
 
3.14 【シオンの娘よ。喜び歌え。】
 
3.15 【イスラエルの王、主は、あなたのただ中におられる。】
 
※対抗して反逆と汚れに染まってはいけません。対抗せずに距離を置くのは、弱いからではなく、強く正しいからできることです。神様が証人に立たれます。その日を待ちます。