【今朝のリマ】2022年5月28日(土)
列王記I 20.16
彼らは真昼ごろ出陣した。
そのとき、ベン・ハダデは味方の三十二人の王たちと仮小屋で酒を飲んで酔っていた。
【追記】
ベン・ハダデは、イスラエルを侵略する異教者の王です。
ベン・ハダデの使者はイスラエルに言います。『あなたの銀と金は私のもの。あなたの妻たちや子どもたちの最も美しい者も私のものだ。』
異教者の大軍勢を前に、イスラエルに勝ち目はないように思えました。
イスラエルは言います。『武装しようとする者は、武装を解く者のように誇ってはならない。』
イスラエルは、ベン・ハタデによって煮え湯を飲まされていました。
そのとき、主は、名も無き予言者をイスラエルに遣わします。
「主はこう仰せられる。『あなたはこのおびただしい大軍をみな見たか。見よ。わたしは、きょう、これをあなたの手に引き渡す。あなたは、わたしこそ主であることを知ろう。』」
イスラエルの王が「だれが戦いをしかけるのでしょうか」と尋ねると、「あなただ」と答えた。
主の言葉を受けて、イスラエルの軍勢は出陣します。
そのとき、異教者ベン・ハタデの大軍勢は仮小屋で酒を飲み酔っ払っていました。
神様の側に立つ者と、神ならぬものの側に立つ者の違いがここに現れています。
覚悟の違いですね。
いくさの結末がどうなったかは、列王記1の20章をお読みください。