みこころにかなう者をその上にお立てになる

【今朝のレーマ】2022年5月6日(金)

ダニエル書5.20
こうして、彼の心が高ぶり、彼の霊が強くなり、高慢にふるまったので、彼はその王座から退けられ、栄光を奪われました。
そして、人の中から追い出され、心は獣と等しくなり、野ろばとともに住み、牛のように草を食べ、からだは天の露にぬれて、ついに、いと高き神が人間の国を支配し、みこころにかなう者をその上にお立てになることを知るようになりました。

【追記】
彼とはネブガデネザル二世のことで、ここはその回想シーンです。詳しくは前章のダニエル書4章で先に語られています。
彼の心は獣と等しくなり、王様でありながら天の露にぬれる暮らしをします。
それは発狂したのだと解釈されます。
しかし、彼にとって幸いだったのは、その後です。彼には理性が戻ります。
『ついに、いと高き神が人間の国を支配し、みこころにかなう者をその上にお立てになることを知るようになりました。』

ダニエル書第4章からも抜粋します。
34 その期間が終わったとき、私、ネブカデネザルは目を上げて天を見た。すると私に理性が戻って来た。それで、私はいと高き方をほめたたえ、永遠に生きる方を賛美し、ほめたたえた。その主権は永遠の主権。その国は代々限りなく続く。
35 地に住むものはみな、無きものとみなされる。彼は、天の軍勢も、地に住むものも、みこころのままにあしらう。御手を差し押さえて、「あなたは何をされるのか」と言う者もいない。
36 私が理性を取り戻したとき、私の王国の光栄のために、私の威光も輝きも私に戻って来た。私の顧問も貴人たちも私を迎えたので、私は王位を確立し、以前にもまして大いなる者となった。
37 今、私、ネブカデネザルは、天の王を賛美し、あがめ、ほめたたえる。そのみわざはことごとく真実であり、その道は正義である。また、高ぶって歩む者をへりくだった者とされる。