【日々のレーマ】2022年10月12日(水)
サムエル記第一 14:20
サウルと、彼とともにいた兵がみな集まって戦場に行くと、そこでは剣をもって同士討ちをしていて、非常に大きな混乱が起こっていた。
【追記】
サウルの息子ヨナタンの攻撃によって、ペリシテの大軍は震えおののいて同士討ちを始めます。
その日、主はイスラエルを救われました。
このケースは、恐怖によるパニックが、同士討ちのきっかけです。
同士討ちになれば、隣人がいつ敵になるか分からないといった、まさに地獄絵図です。
聖書の中において、神なき集団にしばしば起きる同士討ちですが、なぜ味方同士の戦いをすぐにやめられないのでしょう・・
野球やサッカーなどの団体競技で味方がミスをしたとき、勝つためにどうしたらよいでしょう。
味方同士で文句を言えば同士討ちになります。
味方のミスを補いあうのがチームワークです。
このチームワークを広義に言い換えると、全体目的になります。
神様を中心とした被造世界において全体目的は、神様の創造目的から派生します。
神なき集団では、この創造目的を知らないため、全体目的の意識が不足します。
ですから、同士討ちが起きても、それを止めるべき理屈が見つけられません。
神様を中心にすれば、神様の創造目的から派生した全体目的で一致できますから、チームワークでお互いのミスや不足を補い合うことができます。